【初めての一人旅】佐渡島を自転車で。得られたもの

自転車一人旅の後編です。

 

後編ですが、ここではもし自転車一人旅を計画されている方や

これから挑戦してみようと思っている方たちが、

「自転車一人旅してみたい!」とか「佐渡を走ってみようかな!」と

思ってもらえるよう、私の実際の旅のルート紹介や

自転車一人旅をやって良かった点、収穫などをお伝えしたいと思います。

結論から申し上げると、自転車一人旅、最高でした。

 

実際の行程(スケジュール)

1日目(61km) 小木港~入崎キャンプ場

2日目(94km) 入崎キャンプ場~松崎ヒストリーパーク

3日目(25km) 松崎ヒストリーパーク~小木港

1日目(61km) 小木港~入崎キャンプ場

宿泊予定地の入崎キャンプ場目指して自転車をこぎます。

真野湾~相川までは、沿道に民家やお店がありにぎわっている印象でした。

そこを過ぎると海と園風景が広がる静かな場所になりました。

佐渡はコンビニやスーパーマーケットが少ないということで

途中のコンビニで夕飯と次の日の朝に食べるおにぎりを購入。

5月といえど、生ものは悪くなる暑さ。。。

夕飯用でおにぎり、朝飯用のパン、小腹すいたとき用のお菓子と

確実に食べきれる量を購入しました。

入崎キャンプ場に到着したのは、日没近く。

急いでテントを設営し、テントの中で夕飯を食べます。

想像以上におなかがすいており、体中の細胞が栄養を欲していました。

気づくとおにぎりのみならず、朝飯用のパンも食べてしまいました。

(これが2日目に大事件を引き起こします)

まぁ、明日の朝飯はコンビニで買えばいいや~と思いながら、

一日の疲れであっという間に寝てしまいました。

 

2日目(94km) 入崎キャンプ場~松崎ヒストリーパーク

朝、強烈な空腹で目が覚めました。

昨日は食欲よりも睡眠欲が勝っていたため、寝てしまったようです。

もっている食料をすべて口に放り込み、

2日目のゴール地点を目指して出発です。

コンビニか食堂あったら何か買おう!そう思って出発しました。

ところが、走れど走れど、コンビニや食堂がありません。

民家さえもなく、ただひたすら海を横目に走るだけ。。。。

最初は、もう少ししたらお店があるだろうと楽観的にいたのですが、

だんだんお腹もすいてきて、でも全くお店も民家もなくて。。。

明らかにペダルをこぐ足に力が入らなくなっていました。

佐渡の最北端、大野亀に到着したときにやっとお店を発見しました。

到着したのが9:00 am。

準備中と書かれていましたが、体中が食べ物を欲していました。

そのときは理性より動物的本能が勝り、

気づいたらドアをたたき、叫んでいました。

「空腹で死にそうです。何でもいいので食べさせてください」

今でも覚えていますが、そのときの空腹感は今までの人生で

体験したことのないものでした。

同時にその時食べたカレーは間違いなく人生で一番おいしかったです。

 

お店の人に、「ここから先、どこか食べるところはあるか?」と

尋ねましたが、両津までいかないと何もないとのこと。。。

現在地の大野亀から両津港までは35km。

手持ち食料なしで35kmを走り切らないといけません。

自転車トラブルで走れなくなったら、その時点で生命にかかわります。

いろいろな不安がありましたが、一刻も早くこの何もない地帯を

走り切らなければいけません。

かなり集中して走ったのでよく覚えてませんが、気づくと両津でした。

お昼を済ませ、必要な食糧を調達し終えると、

それまでの不安が一気にどこかにいってしまいました。

代わりに、行けるところまで行こう!という衝動に駆られ、

当初予定していた姫崎キャンプ場を過ぎ、

その先の松崎ヒストリーパークまで行ってしまいました。

日没前に松崎ヒストリーパークに到着し、次の日に備えて早めの就寝。

 

3日目(25km) 松崎ヒストリーパーク~小木港

昨日は何キロ走ったのだろうと冷静に振り返ると、

100km近く一日で走っていたことに気づきました。

そう考えると今日は楽勝だなと思い、スタートしました。

案の定、あっという間に小木港に到着しました。

 

一人旅、やっておいてよかったこと

やはり事前準備につきます。

一人旅ということで、もし困ったことがあった場合に

誰も相談する人もいませんし、頼る人もいません。

一人旅=不安がつきものですが、事前準備をきちんとすることで

その不安を軽減し、旅を楽しむことができました。

具体的には、下記です。

 

事前の行程表の作成をし、それに従って行動したこと。

無理のない、明確な目標設定をしたこと

 

自転車乗りの経験も浅いため(ほぼ初心者)、

自分の力を過信せずに、無理のない目標を設定することで、

毎日目標を確実に達成し、走りに対する自信が得られました。

また1日の目標を事前に明確に設定したため、

どこまで走ろうか、迷うことなく走りに集中するできました。

 

一人旅で得られたもの

大きな目標に対する達成感

最初は本当に行けるか?という気持ちがありましたが、

佐渡島を1周しようと決めてから、行程の計画、持ち物の準備、

初めてのクロスバイクを購入し、当日に備えたこと。

そして自分が立てた計画をきちんと実行することで、最終的に

佐渡島を自転車で1周するという大きな目標を達成することが

できたことは、とても大きな自信になりました。

何事も計画的に物事を進めるのが苦手だった私ですが、

小さな目標を立てて、それを一つずつクリアしていけば

やがて大きな目標の達成につながることを実感できました。

 

人生は一度きり、後悔しない人生を歩みたい

人がやらないことをやっていると、

同じような変わり者が引き寄せられることがあるようです。

一人旅の途中、50歳ぐらいの同じように自転車で旅をしている

おじさんに出会いました。

その方は、たくさんの荷物をもっており、明らかに私よりも

一人旅に慣れている雰囲気を出していました。

おじさんに話を聞くと、いま日本1周している最中とのこと(驚)

一人旅の間、家庭はどうしているのか?お金は?などなど

図々しくも色々聞いているうちに、なるほどなぁという言葉があった。

おじさんが日本を1周しようと決めたのには、

「人生は一度きりだから、後悔しない人生を歩みたい」という思いが

あったという。

おじさんは、奥さんに「どうしても日本1周にいきたい」と

頭をさげて日本1周にいくことを許してもらったそうです。

でもその時に条件があって、旅にかかるお金は自分で貯めること。

おじさんはタバコ代を節約し、少しづつ貯金をして数十万円かかる

日本1周の費用を貯めたと話してくれました。

年をとっても挑戦し続ける気持ち、

挑戦するをお金や周りの環境にせいにして諦めるのではなく、

やり遂げる気持ちの強さ、

日本1周に挑戦しているおじさんから学びました。

私自身、年をとってもそうありたいと心から思いました。

 

一人旅の反省

達成感と刺激に満ちた一人旅だったので、

反省点はあまりありません(笑)

強いてあげるとすれば、食料調達場所を下調べしていなかったことです。

自転車で走るとき、自分の食べたものがそのまま走る活力になります。

食料調達場所をきちんと調べておけば、入崎キャンプ場以降で

人生最大の空腹を体験することは避けられたと思います。

でも、それはそれで一人旅の教訓として、

いい経験になったと思います!(反省もまた貴重な経験!)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です