【釣れない人向け】フローターなら狙える初めてのランカーバス!

フローターは想像を絶するほど楽しいです。そして、おかっぱりよりも釣果は伸びます。

あの向こう岸のオーバーハング、あの沖のフィードが生い茂った場所、あのアシの際。。。おかっぱりからは届かなかった場所に、フローターならあなただけがアプローチすることができます。

そしてまだ見ぬランカーバスを引きずり出すことができます。

でもフローターやっている人が周りにいないし、どうやって始めたらいいかわからないと思っている方に向けて、フローターでバス釣りを始めるために必要なことをこのブログに詰め込みました。

ぜひご覧いただき、フローターで新たなフィールドに漕ぎ出していただければと思っています。

このブログを読んでほしい人

バス釣りをすでにやっているのだけれど、子バスばかりで大きなバスを釣ったことがない。

雰囲気のいい野池があるのだけど、岸からアプローチできる場所が少ない。遠投してポイントを狙っているけれど、釣果はイマイチ。

フローターに興味があるけれど、どのような道具をそろえたらいいかわからない。これさえあれば困らないという道具リストを教えてほしい

このブログから得られること

フローターがあれば、今までアプローチできなかった場所から釣りができ、釣果を上げやすいことがわかる。

フローターでバス釣りするのに必要な道具がすべてわかる。

ブログの信頼性

フローター購入経験あり

劇スレ野池で釣行。フローターで45cmのバスを連発させた実績あり

フローターに必要なものを一から調べ、そろえた経験あり

フローターならランカーバスも手が届く!

いままでの実績から、はっきり言えるのがフローターを使えば釣果が上がるということです。私の住んでいる地域には、知る人ぞ知る野池があります。山あいの野池で1周30分以内の大きさの野池です。

知る人ぞ知るというようにアングラーが多く、子バスでさえも超スレスレです。周りの人でも釣っている人をほとんど見たことがなく、「この池、バスいるのかな?」と思ってしまうほど、条件の厳しい場所です。

でも1か所だけ、食い気のあるバスが水面をわって捕食している場所があります。でもそこは急斜面かつオーバーハングで岸から近づける場所ではありませんでした。

でもフローターをかって初めての釣行で、その場所をピンポイントで狙うと1撃でバスが食ってきました。バスが超スレていることで有名な野池で、特別なルアーを使ったわけでもないのに、45cmのバスをゲットできました。

いままで満足のいく大物を釣ったことのない私にとって、この1匹はまさにランカーバスでした。

いつもと違ったのは、「フローターで釣りをした」ただそれだけです。

フローターは控えめにいって超楽しい

フローターで釣りをするのは、とても楽しいです。なぜかというと、いつも釣りをするときになんとなくストレスを感じていることが、一切ないからです。

  • 自分だけのポイントという優越感(先行者とかいない)
  • 水に浮く非日常体験の心地よさ(お昼は水の上、夏場ひんやり)
  • 根がかりしてもほぼ100%回収可能

自分だけのポイントという優越感

だいたいおかっぱりの釣りだと、ポイントが限られます。その限られたポイントをほかのアングラーに取られまいと肩ひじ張って釣りをしている人は多いかと思います。

フローターであれば、ポイントを取られる心配はありません。なぜなら、フローターにのっていれば、機動性高く、ほぼすべてのポイントにアクセスすることができるからです。

おかっぱりのときに指をくわえていた向こう岸のオーバーハング、立ち木、流れ込みなどフローターに乗っている自分しか行けない場所がたくさんあります。

だから、その釣り場にいる度のアングラーよりも圧倒的優位な立ち位置で釣りができるのです。

水に浮く非日常体験の心地よさ

水に浮きながら釣りをする。。。船とも違うし、おかっぱりとは全然違うなんとも不思議な感覚です。とてもリラックスしながら、自然を感じながら釣りをするのはまさに非日常です。

初夏はフローターに最適な季節です。フローターで釣りをするときは、半分水の中に入っているので涼しく、魚の動きも活発だからです。

釣りをして、少し疲れたらフローターで浮きながら何か食べてもいいです。私は朝早くフローターで漕ぎ出し、ポイントに到着したらおにぎりをほうばって一息ついてから、釣りをしていました。

先行者を気にせず、自分のペースでゆったりと釣りができるのはフローターならではです。

根がかかりしてもほぼ100%回収可能

バス釣りだけでなく、ほかのルアーフィッシングにもいえることですが、根がかりによるルアーロストが一番なえます。

でもフローターなら根がかりしてもほぼ100%回収することが可能です。なぜかというと、水の上を自由に行き来できるからです。

たとえば、オーバーハングを狙っていてうまく下に入らずにオーバーハングの先端に引っ掛けてしまった場合、おかっぱりであれば引っ張って取れなければ、ラインを切るしか方法がありません。

でもフローターなら、オーバーハングに近づいて手で直接ルアーを回収することが可能です。

また水中にルアーを引っ掛けてしまった場合でも、フローターならラインをたぐって、引っ掛かった場所の真上まで来て軽くラインをひっぱってあげれば、だいたいルアーを回収することができます。

フローターだとルアーの回収が高確率でできるため、ルアーロストして萎えるということが極めて少ないです。

フローターがおすすめの場所

フローターで釣果を上げるためにはポイント選びが大切です。もし、あなたのまわりにこんな環境がそろっている釣り場があれば、そこはフローター天国に違いありません。

  • 野池やリザーバー
  • オーバーハングや倒木が多く、岸から釣りしにくい場所
  • 岸側が急斜面で、おかっぱり釣りが難しい場所

①野池やリザーバー

野池やリザーバーなど比較的小規模な場所がフローターには最適です。フローターは一部のものを除いて、人力です。

足につけたフィンで移動するので意外と体力を消耗します。大きな湖だと移動するだけで疲れてしまいます。

なので小さな野池やリザーバーがちょうどいいのです。

②オーバーハングや倒木が多く、岸から釣りにくい場所

オーバーハングや倒木などで岸から狙うことが難しい場所はフローターで狙えば、ランカーサイズが連発する可能性が高いです。

なぜかというと、スレたバスはルアーマンを警戒して、そういった場所に隠れている場合が多いからです。

またオーバーハングは日陰になったり、エサとなる昆虫や幼虫が落ちやすい場所でもあるため、型のいいバスが張り付いていることが多いです。

私の経験上、オーバーハングはフローターで狙う鉄板のポイントで、一番実績があります。

③岸側が急斜面でおかっぱりが難しい場所

岸側が急斜面の場合、その斜面にそって水深が深くなっています。またそういった場所は、おかっぱりで狙うのが不可能なため、バスの警戒心も自然と薄れます。

斜面のスリット部分や岩と岩の間にバスがついている場合が多いので、ここもフローターでしか狙うことのできない鉄板ポイントです。

最低限必要な道具は8つ

ここまで読んで、フローターですぐに釣りをしたい!という方は、最低限この8つの道具をそろえればOKです。

  • フローター
  • フィン
  • ライフジャケット
  • ロッド&リール
  • ルアー
  • ウェーダー
  • 帽子
  • ボディバッグ

①フローター

これがないと何も始まりません。O型、U型、H型など様々な形のフローターがありますが、私がオススメするのはU型かH型のフローターです。

なぜかというと、水に触れる面積がO型に比べて少ない分、少ない力で水の上を進むことができるからです。

私が使っているのはリバレイという会社の「RL アルピナU III」です。専用ポンプやもしもの時のリペアキットもついているので、買ってすぐに使えておすすめです。

RL アルピナU III

私がフローターを買ったときにはなかったですが、オール付きのフローターもあります。足のみでこぐのは地味に疲れます。オールがあると移動がかなり楽になりますので、おすすめです。

フーターズ PVC V型 フローター F-145R オール付き

②フィン

足ヒレのことです。これを忘れると、フローターで浮かんでもまったく進みません。

足に装着するときは、外れないようにきちんと足につけるよう注意しましょう。フローターで浮かんでいるときに外れてしまうと、岸に戻るときにとても苦労します。

リーフツアラー(REEF TOURER) シュノーケリング フィン コンパクト 超軽量 ストラップフィン

③ライフジャケット

フローターに穴が開いていて、池の真ん中で気づいたときにはパニックになります。もしフローターの浮力がなくなった場合、ウエーダーに水が入って自力で浮かぶのは不可能です。

フィッシングベストみたいな本格的なものは必要ないですが、最低限のライフジャケットはお金を惜しまずに準備しましょう。

水に触れると自動で膨らむタイプもありますが、水が飛んで誤作動してしまう可能性があるので、手動式のライフベストをおすすめします。

ライフジャケット 膨張式ライフジャケット 救命胴衣 手動膨張式 ベストタイプ 首掛けタイプ

④ロッド&リール

ロッドとリールは、普段バス釣りにつかっているものでOKです。

フローターで釣りをしてつくづく感じるのが、ロッドはより短いもの+ベイトリールの組み合わせが便利です。

なぜかというと、フローターでの釣りは、コンパクトなキャストと手返しの良さが釣果に直結するからです。

私はおかっぱりで飛距離をのばすために少し長めのロッド+スピニングリールを使っていたので、そのタックルでフローター釣りに挑みましたが、キャストに時間がかかるわ、ロッドが長くてオーバーハング下にコンパクトにキャストできないわでストレスでした。

⑤ルアー

フローター釣りでは、オーバーハング下を狙う機会が増えます。持っておきたいのは3つです。

  • トップウォータープラグ
  • ノーシンカー(大きめのサイズ)
  • 軽めのラバージグ

キャストに自信がある人は、トップウォーターがおすすめです。オーバーハング下のバスは落ちてくる幼虫や昆虫を捕食していて、水面を強く意識しています。アピール力の強いトップウォータープラグは、まさに最適です。

あらゆるシチュエーションに対応できるので、ノーシンカーはおすすめです。針をワームの中に隠せるので、キャストに自信がない人もオーバーハング下を攻めても引っ掛かる心配が少ないです。スキッピングができれば、隙間の少ないオーバーハングでも奥までいれることができます。

バスのいるレンジが下がってきたとき、軽めのラバージグは沈めて使えるのでおすすめです。フリーフォールさせることで、動きが自然になるのでスレたバスでも食いつきがよくなります。

私は5m先に見えバスがいて、トップウォーターで反応しないので、ライトラバーを鼻先にフリーフォールでキャストしたら、一撃で食ってきた経験がありますで、もっていて損はないです。

⑥ウェーダー

フローターで忘れがちなのがウェーダーです。これがないと、体が芯から冷えてしまい釣りになりません。必須アイテムです。

フローターで釣りをするうえで、ウェーダー選びのポイントは「長さ」です。フローターには腰かけて座るのでウェーダーの長さが短いと水が入ってしまうことがあります。

選ぶべきウェーダーはずばりチェストハイウェーダーです。メーカーは問いません。はじめのうちは安いものを買って、へたってきたら買い替えるぐらいの気持ちがいいと思います。

実際、私も5,000円程度のノーブランドのウェーダーを買いました。ホームセンターでかったのですが、水漏れなどもなく5年くらい使っています。

エクセル チェストハイ ウェーダー (フェルト) OH-820

⑦帽子

たとえ夏場でなくても、水の上はさえぎるものがないので、日焼けします。「日焼けしていたほうが健康的でかっこいい」と思う方もいるかもしれませんが、急激な日焼けは体力を奪い、熱中症などの危険もあります。

頭や首の日焼けを防ぐだけで、そうした危険を回避できるのでフローターで釣りをするときは、帽子をかぶることは必須です。

顔全体、首回りの日焼けを防げるよう、ハットタイプの帽子をおすすめします。また風邪で帽子が飛ばされないように帽子用クリップも合わせて準備しておくといいです。

⑧ボディバッグ

フローターでの釣りは、できる限り荷物は少なくするのがいいです。荷物が多いと手元がガシャガシャして釣りに集中できないからです。

ボディバッグにルアー、カメラ、飲み物、軽食など必要な道具をまとめるのがおすすめです。街歩きに使う小さめのボディバッグだと全部入りきらないので、私は少し大きめのボディバッグを使っています。

5年くらいKELTYのボディバッグを使っていますが、容量も大きいですし、形もいいのでファッション的にも気に入っています。

KELTY ウエストバッグ ボディバッグ [BIG FANNY]

あると便利な道具

必要不可欠ではないけど、もっていればフローターでの釣りが快適になったり、より楽しくなるものを紹介します。

  • サングラス
  • ランディングネット
  • カメラ

①サングラス

フローターで釣りをしていると、水面からの照り返しが意外ときつくキャストするポイントが見えづらかったり、照り返しで目が予想以上に疲れたりします。

普通のサングラスでもいいですが、偏向グラスを用意できればベストです。偏向グラスなら照り返しを遮断することができるので、水の中をみることができます。

水中の障害物の確認や見えバスのサイトフィッシングができるのでおすすめです。

②ランディングネット

フローターでの釣りで魚の取り込みに苦労します。なにせフローターで浮いているだけなので踏ん張れず、大きいバスだと若干ですが引っ張られたりするからです。

不慣れだといつまでたっても魚をつかめずに、もたもたしていてせっかく手元まで寄せたのに逃げられてしまったなんてこともしばしば。。

ランディングネットがあれば、スムーズにかかったバスを取り込むことができるのでもっていて損はないです。

スミス(SMITH LTD) ラバーネット

③カメラ

防水スマホがでていますが、ちょっと防水機能に不安ありという方にオススメなのはGo Proに代表される防水アクションカメラです。フローターでのフィッシングシーンを動画におさめたり、仲間との釣りの風景を撮ったりすれば、釣行後もいい思い出になります。

Crosstour アクションカメラ WiFi搭載 高画質 1200万画素 30M防水 水中カメラ スポーツカメラ バイクカメラ

フローター釣りの注意点

フローターの釣りを安全に、楽しく行うために必要なことを体験談をもとにまとめました。

  • フローターの空気が抜けていないか事前確認
  • ライフジャケットは必ず
  • スマホは防水カバーにいれておく
  • 流れのある場所ではフローターを浮かべない
  • トイレを事前に済ませ、もしもの場合の上陸地点を確認しておく

フローターの空気が抜けていない確認する

フローターで釣りをしていて、もし空気が抜けていることを知ったらパニックになること間違いなしです。空気が抜けていないか、毎回確認しましょう。空気が抜けていないかは、簡単に確認することができます。

フローターに空気を入れたら、耳をすませて少しフローターを強めにおしてみます。シューという音がどこからもしなければ、空気は抜けていませんのでOKです。

ライフジャケットは必ず着用

水の上では何があるかわかりません。ライフジェケットは必ず着用しましょう。いろいろ物を入れられるフィッシングベストのようなゴツイのはフローターには不向きです。

身動きするのに邪魔にならないライフベストタイプがおすすめです。

スマホは防水カバーに入れておく

フローター上は水に近いので、ルアー等の交換をしていてポロっと水の上に落としてしまったりします。たいていのルアーは水に浮くので拾えますが、スマホは水に浮きません。

フローターに乗るときは、スマホは車に置いていくもしくは防水カバーに入れておいて極力いじらないことをおすすめします。

流れのある場所ではフローターを浮かべない

フローターはあくまで池や湖などの水の流れのない場所で使うことを想定して作られています。

川や海など水の流れがあるところで使うのはとても危険です。水の流れのあるところで釣りをしていて、気づいたら流されていた。。。。考えるだけでぞっとします。

フローターを浮かべる場合は、水の出入り口を確認して安全を確かめてから釣りをするようにしましょう。

トイレを事前に済ませ、もしもの場合の上陸地点を確認しておく

「フローターで釣りをしていると、トイレがものすごく近くなる」これはフローター釣りあるあるです。

大変なのが「大きいの」をしたくなったときです。下半身は水につかっているので、釣りに夢中になっていると知らず知らずのうちに体が冷えていたりします。

その反動がお腹のほうに来るともう大変です。私も経験がありますが、トイレは近くにないですし水の上ですし、間に合わなかった日には地獄絵図です。

フローターに乗る前には絶対にトイレは済ませておきましょう。伝説をつくらないために。

それともしものために、ささっと上陸できるポイントを事前に探しておきましょう。そうすることで、もしもの時の心配をすることなく釣りに集中できます。

さぁ、フローターに乗って釣りに出かけましょう!