【花粉症とは?】症状とその原因は何か?~実体験をもとにレクチャー~

こんにちは。桜前線が北上し、各地で桜が咲き始めましたね。冬が終わり、暖かい春が例年より早く訪れるのはうれしいですね。日本各地が暖かくなるころ、「あいつ」の足音が近づいてきます。そう、あいつの名前は「花粉」です。

私の体は残念なことに「花粉」に敏感。2月ごろから症状が出始めます。もともとアレルギー体質な私、いままでの体験エピソードは以下です。

・稲刈りの手伝いをしているとき、稲アレルギーであることに気づかず、対策なしに作業をした結果、目と鼻のかゆみがとまらず、鼻水も出っぱなし、全身がじんましんに覆われる。

・花粉症がひどい私、でも今年は花粉の症状が出ていない!という油断から対策をしなかったため、新入社員のころ仕事中に頭がボーとして熱っぽくなり、鼻水がどまらなくなり、仕事にならなくなってしまい、早退を繰り返していた。

そんな私の花粉症の症状、そして対策を紹介したいと思います。

私の花粉症の症状


私は春と秋の年2回、花粉症にやられます。そのうち春は花粉症の症状がとくにひどいです。症状の出始めは、2月末くらい。症状が治まるのは5月末です。下記のような症状が出始め、日に日に症状が重くなっていきます。

  • のどがイガイガする
  • 黄色い淡がでる
  • 鼻が詰まる
  • サラサラした鼻水がでる
  • 目がかゆい
  • 耳の奥がかゆい
  • くしゃみが止まらない
  • 頭ボーとする
  • 熱っぽい

花粉症の症状がでてくると、それは気持ちにまで悪影響を及ぼし、「何もやりたくない」「眠い」「集中できない」「怠い」といったように日常生活にも支障をきたす「病い」です。

花粉症の原因


そもそも「花粉症」ってなんでしょうか?原因がわかれば、効果的な対策を講じることができますよね。花粉症のメカニズム、簡単にいうと以下の3つのプロセスになります。

  1. 花粉が目や鼻の粘膜につく
  2. 体が花粉を異物かどうか判断する
  3. 「異物」と判断されると排除しようとする

まずは空中をただよっている花粉が目や鼻の粘膜につきます。私たちの体は免疫機能が備わっていて、体に異物(ウイルス)が入ってこようとすると、それを排除しようとする働きがあります。花粉は、ウイルスと違い、体に害を及ぼすものではないのですが、体が「異物」と判断してしまうために、免疫機能が発動してしまうのです。

異物を外に出そうとする行動が、「くしゃみ」「止まらない鼻水」です。またこれ以上異物を外に入れないようにするために、鼻の毛細血管が拡張します。これによって鼻の孔が塞がり、鼻詰まりが起きます。

花粉症は現代病?昔は花粉症の人はいなかった?


花粉を異物と判断してしまうことが、花粉症を引き起こす原因です。体が花粉を間違って異物と判断してしまう理由は、現代人はウイルスや異物のない環境で育ってきているからと言われています。きっと、幼少から、きれいな部屋で、きれいな食べ物を食べてきているので、免疫細胞が過剰に反応してしまうのでしょうね。

私が花粉症の原因は何だろう?と考えていて、一つ気になったのは70歳以上の人には花粉症の人がいない(少なくとも私の周りには)ということです。もう少し掘り下げようと思って調べていると、興味深い事実が見つかりました。それはスギの木は、樹齢30年以上たったころから花粉を大量生産するということです。

戦後、木材需要の高まりにこたえるために、政府は積極的にスギやヒノキの植林を進めました。結局、外国から安価に木材を手に入れることができるようになったので、当時大量に植林されたスギやヒノキは使われないまま今もすくすくと成長しているようです。

当時植林されたスギやヒノキが、今日「団塊の世代」として花粉を大量に飛ばしているのです。戦後間ないころは、スギやヒノキの面積が少なかったため、花粉の絶対量が少なかったため、花粉症にはならなかったのですね。。。

以上が私の花粉症の症状と原因でした。

みなさんと共通する部分はあったでしょうか?症状と原因を考察したうえで、私なりに対策をうって花粉症の季節をできるだけ苦しまずに乗り切るよう試行錯誤しております。花粉症の症状改善に効果がある!というものは極力試して自分にあうかどうかを確かめております。トライ&エラーです。次回は、私が実践している花粉症対策を紹介したいと思います!